日ハム浅間が離脱、約4か月ぶり復帰直後に…栗山監督は気遣う「成長に比例する」

日本ハム・浅間大基【写真:荒川祐史】
日本ハム・浅間大基【写真:荒川祐史】

右肘回内筋肉離れで復帰まで3週間

■日本ハム – ソフトバンク(15日・札幌ドーム)

 日本ハムの浅間大基外野手が15日、右肘回内筋肉離れ(1度)のため、出場選手登録を抹消された。代わりに浦野博司投手が昇格した。

 12日の楽天戦(東京ドーム)の守備中に違和感を訴えていた。14日に札幌市内の病院で精密検査を受け、右肘回内筋肉離れ(1度)と診断された。ゲーム復帰までに約3週間の見込みだ。

 飛躍が期待されたプロ5年目の今季は開幕戦に「1番・三塁」で先発出場した後、4月中旬のイースタン・リーグの試合中に自打球が当たって右すねを痛め(骨挫傷)、シーズンの大半をリハビリに費やした。今月7日に約4か月半ぶりに1軍昇格したばかり。12日楽天戦では「1番・三塁」で2安打を放っていた。

 本拠地ソフトバンク戦前に取材に応じた栗山英樹監督は「本人もショックだったろうけど、この悔しさ、辛さをしっかり受け止めなさいという話をした。嫌なことや恥ずかしいことを我慢できる量が成長に比例すると俺は思っているから」と話し、相次ぐ故障で自己最少の13試合に止まった23歳を気遣った。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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