阪神ドラ1位指名の創志学園・西、恩師が語る強さ 「野球もよく知っている、素質の塊」

阪神から1位指名を受けた創志学園・西純矢(左)と野球部監督の長澤宏行氏【写真:編集部】
阪神から1位指名を受けた創志学園・西純矢(左)と野球部監督の長澤宏行氏【写真:編集部】

一番の成長は「父親が亡くなってから、強くなった」

 創志学園・西純矢投手は17日のドラフト会議で阪神から1位指名を受けた。最初の入札では指名がなかったが、2度目の入札で阪神が指名。最速154キロの直球にU-18では本塁打王に輝いた打撃も武器の西を恩師の長澤宏行監督は「肩も強いし、足も速い。野球もよく知っている。素質の塊」と絶賛した。

 西は昨夏の甲子園に2年生エースとして出場。創成館との1回戦で16三振を奪って4安打完封勝利を飾り、一躍注目を浴びる存在に。今年も韓国で行われたU-18W杯では南アフリカ戦では2本塁打8打点と打者としても活躍した。

 阪神からの1位指名に長澤宏行監督は「強運やな、と思いました。嬉しかった」と目を細め「あそこでガッツポーズしたらまた怒られるから。ガッツポーズはダメなんで」と笑いを誘った。

 2年半、西を見守り高校生活で一番成長した部分を問われると「父親が亡くなってから、強くなった。野球に対する取り組み方が、プロっていう風に、完璧に変わってきました」と語った。さらに「肩も強いし、足も速い。野球もよく知っている。素質の塊」と評価していた。

(Full-Count編集部)

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