「三振してもこの表情」 オリ山本&ホークス柳田の“究極の対決”にファン興奮
オリックス山本とホークス柳田が繰り広げた究極の3打席勝負
現在のプロ野球界で最も見ごたえのある対決はオリックス・山本由伸投手とソフトバンク・柳田悠岐外野手だろう。19日、京セラドームで行われた試合で実現した3打席勝負はまさに“究極対決”と呼べるものだった。
150キロを超える直球、カットボール、カーブと全ての球種を投じ真っ向勝負を挑んだ山本。それに対し自慢のフルスイングで対抗した柳田に球場に集まったファンも固唾をのんで見守った。
第1打席はフルカウントから125キロのカーブで空振り三振に倒れ、第2打席は145キロのカットボールで一ゴロ。そして第3打席は均衡を破る右中間へのタイムリー二塁打。
チームの勝利は勿論だが、柳田は三振に倒れても山本との対戦を楽しんでいるかのように笑みを浮かべていた。この対決を「パーソル パ・リーグTV」も「究極対決」とのタイトルで全打席、全球を動画で公開。しびれる対決にファンも大喜びだった。
「2人ともあっぱれ」
「どっちも神」
「三振してもこの表情 野球できるのが楽しくてたまらないんだろうな」
「激アツな対決」
「勝負楽しんでる感」
「最高の矛楯対決」
試合は7回に柳田の先制タイムリー、中村晃の1号2ランで3点を奪ったソフトバンクが3-2で勝利。オリックスの山本は好投を続けていたが7回5安打3失点で今季初黒星を喫した。今後も柳田と山本は球史に残る名勝負を繰り広げてくれそうだ。