ソフトバンク、8選手に戦力外通告 14年ドラ3古澤、15年ドラ2小澤ら育成選手に
大本は現役を退く意向を示し、小澤や堀内らはトライアウト受検へ
ソフトバンクは4日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で2014年ドラフト3位の古澤勝吾内野手、2015年ドラフト2位の小澤怜史投手、堀内汰門捕手ら育成選手8人に来季の契約を結ばない旨を通告した。古澤、小澤、堀内のほか、渡辺健史投手、野澤佑斗投手、大本将吾外野手、清水陸哉外野手、日暮矢麻人外野手の5人に通告がなされた。
小澤は2年目の2017年に1軍で2試合に登板。最速152キロの真っ直ぐを武器とする本格派として期待されたが、2018年オフに自由契約となり育成選手として再契約していた。今後については「トライアウトまではできる限りのことはやりたい」とし、12月7日に予定されているトライアウトを受検する意向を示した。
2014年の育成ドラフト4巡目で入団した堀内は2018年に支配下に昇格したものの、1軍出場はなし。2019年オフに自由契約となり、今季は育成選手として再契約を結んでいた。堀内も「野球は続けたい。まだまだ出来ると思う」と語り、トライアウトに挑む考えだ。
古澤は1軍出場はなく、小澤と同様に2018年オフに育成契約となっていた。古澤は「これを受け止めて、これから考えたい。中途半端に野球をすることは考えていないので、家族とも話して決めたい」と語り、今後は未定とした。
古澤、小澤、堀内の他に戦力外となったのは野澤佑斗投手、渡辺健史投手、堀内汰門捕手、大本将吾外野手、清水陸哉外野手、日暮矢麻人外野手の5人。野澤、渡辺、日暮は現役続行を希望する一方で、大本と清水は現役を退く意向を示した。
・堀内汰門→現役続行希望
・古澤勝吾→未定
・野澤佑斗→現役続行希望
・渡辺健史→現役続行希望
・小澤怜史→現役続行希望
・大本将吾→現役引退の意向
・清水陸哉→現役引退の意向
・日暮矢麻人→現役続行希望
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)