岩隈久志氏がマリナーズ“特任コーチ”就任 GM期待「コーチや選手と働くピッタリの存在」
2015年にはノーノー達成するなどMLB通算では63勝39敗、防御率3.42
マリナーズは12日(日本時間13日)、昨年限りで現役を引退した岩隈久志投手が「特任コーチ」に就任すると発表した。球団公式ブログでは「マリナーズ史上で最も効果的な投球をした1人がマリナーズのスタッフに加わる」などと発表した。
岩隈は2011年オフに海外FA権を行使しマリナーズに移籍。1年目の12年は9勝5敗に終わったが翌年からは14勝、15勝とローテの中心としてメジャー通算150試合に登板し63勝39敗、防御率3.42の成績を残した。2019年からは巨人に移籍して日本復帰を果たしたが、2017年の右肩手術の影響もあり、昨年、現役を引退した。
マリナーズはジェリー・ディポトGMのコメントも発表。同GMは「クマならコーチや選手達と共に働くピッタリの存在になる。彼はキャリアを通じてそのスキルがあることを証明してきた。どんな時でも準備万端で、練習への向き合い方も素晴らしい。メジャーリーグとマイナーリーグの両方で、彼がチームに加わることを楽しみにしている」と指導者として期待を寄せた。岩隈氏はスプリングトレーニングからコーチとして指導にあたる。
(Full-Count編集部)