巨人退団の陽岱鋼「挑戦を続けます」 次の舞台への“テーマ”を台湾メディアに語る
17日に35歳を迎えた現在、母国でトレーニングを続けている
昨季限りで巨人を退団した陽岱鋼が、台湾メディア「自由時報」のインタビューに応じ、近況を語っている。17日に35歳となった現在も、母国でトレーニングを続けており「この年齢はいいターニングポイント。プレーを続ける人もいれば辞める人もいる。次のステップを慎重に考えることができる」と口にしている。現段階では選手を続ける予定だそうで、その舞台としては「多くの国が考えられる」と気持ちを明かした。
台湾に戻る前にいくつかのチームが契約を申し出ており、中には監督から直接連絡が来たチームもあったという。これには陽岱鋼も「非常に感謝している」と話している。次のステージへのテーマは「学ぶこと」。日本語だけでなく、簡単な英語、スペイン語も操る陽岱鋼の今後について同紙は「新しい“学び”のため、米国に行くことが現在最も可能性の高い選択肢」だとしている。陽岱鋼も「私には新しい刺激が必要。野球の道で、挑戦を続けます」と決意を述べた。
野球留学のため福岡第一高へ進学し来日。2005年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団し、4度のゴールデングラブ賞や、2013年には盗塁王に輝くなど活躍した。2017年に巨人へ移籍。昨季はわずか7試合の出場にとどまり、オフに退団した。
(Full-Count編集部)