オリックス、伏見寅威の国内FA権行使を発表 「評価してくださるチームがあるなら話を…」
申請書類を球団に提出「愛着があるので、本当に悩みました」
オリックスは7日、伏見寅威捕手が今季中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を球団に提出したと発表した。
伏見は2012年ドラフト3位でオリックスに入団。10年目の今季は76試合に出場して打率.229、3本塁打、21打点だった。スタメンマスクはチームトップの66試合と26年ぶりの日本一に貢献した。
伏見が球団を通じて発表したコメントは以下の通り。
「この度、FA権を行使させていただくこととなりました。プロ入りから10年間育てていただき、お世話になったオリックス球団、バッテリーを組んできた投手たち、チームメイトにはもちろん愛着があるので、本当に悩みました。限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています。ここまで支えてくださった方々、そしてファンの皆様が、どんな状況でも温かく応援してくださったお陰で、この権利を取得することができたと思っています」
(Full-Count編集部)