スピンの効いた速球を投げるには? 中指が“肝”…沢村賞右腕のボールの握り方

ソフトバンクで活躍した摂津正さん【写真:荒川祐史】
ソフトバンクで活躍した摂津正さん【写真:荒川祐史】

攝津正さんが握り方を解説…最も長い中指が「掛かるように」

 投手の生命線であるコントロール。元ソフトバンクの攝津正さんは抜群の制球力を武器に2009年に最優秀中継ぎを獲得して新人王に、先発転向後は2012年に最多勝に輝き沢村賞を受賞するなど、5年連続2桁勝利をマークした。質の高いスピンの効いた球を繰り出せたのは、ボールの握り方にもあったようだ。

 入団当初はセットアッパーとして、3年目からはローテーションの軸としてソフトバンクを支えた攝津さん。驚くような球速はなかったが、キレある速球や宝刀シンカーを軸に相手打者を牛耳った。速球を投げる時は、ボールの握り方にひと工夫していたという。

 ボールの中心に添えていたのは中指。全体像を見ると、やや左側に寄っているように感じられる。投手がボールを握る際、“左右対称”が常識のように感じられるが摂津さんの認識はちょっぴり違う。

「基本、中指の方が(人差し指より)長いので、最後までしっかり(ボールに)掛かるように。中指が真ん中の方が自分にとって正しい位置になった」と解説する。両指の間隔もも極力狭く、「触るか触らないかくらいで握っていた」と解説する。

 ボールにしっかりスピンをかけることを意識して施した“ひと工夫”。球質アップを目指す少年野球の子どもたちも、大いに参考になりそうだ。

(First-Pitch編集部)

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