「鷹の祭典」ユニホーム発表…今宮「この色で勝つ」 エメラルドに込めた“2つの意味”
新加入の近藤「襲いかかってくる」、栗原「すごく鮮やかな色」
ソフトバンクは11日、選手とファンが同じユニホームを着用して勝利に向かって一体となるイベント「鷹の祭典2023」の専用ユニホームを発表した。「勝つぞー! エメラルド」と名付けられ、鮮やかなエメラルド色に込められた思いは「再生」と「幸運」。さらにストライプ柄を施し、より特別感が増す仕様となった。
発表会見に登場したのは大関友久投手と今宮健太内野手、近藤健介外野手、栗原陵矢外野手の4人。昨季まで日本ハムに所属していた近藤は「何度か対戦させてもらいましたけど、ファンの人と選手が襲いかかってくる。勝てるイメージが沸かなかった印象を持っています」と話した。副キャプテンの栗原は「すごい鮮やかな色だと思います」と納得の表情だ。
会見前には福岡・大牟田北高校の書道部によるパフォーマンスがあり、力強く「勝」と描かれた背景で会見は行われた。栗原は「すごかったです。迫力がすごかったですし、カッコよかったです。こんなに素晴らしいパフォーマンスで『勝』と書いていただいたので、必ず勝てると思いますし、大牟田北高校の皆さんにいい報告ができるように頑張ります」と手を叩いた。
今季最初の「鷹の祭典」は、6月26日の楽天戦(東京ドーム)。その他、京セラドーム大阪、北九州市民球場、PayPayドームで計9試合が開催される予定だ。入場者全員に専用ユニホームが配布される。選手会長の今宮は「今年に関してはファンの皆さんも声出し応援が解禁されて、一緒に戦えるのは久しぶりなので。今年はこの色で勝っていくんじゃないかなと思っています」と意気込んでいた。