逸材23歳が「大谷翔平に似てきてる」　強打者もアァ…バット回る魔球が「これエグいな」

楽天の荘司康誠が中日とのオープン戦に登板、3回を被安打1、無四球無失点

　楽天の荘司康誠投手は24日、中日とのオープン戦（北谷）に2番手で登板し、3イニングを被安打1、無四球無失点の快投を見せた。メジャーでの実績も豊富な中日新助っ人のアレックス・ディカーソン外野手を相手に、ワンバウンドのスプリットを振らせて空振り三振。「これエグいな」との声が上がっている。

　田中将大投手の後を受けて2回にマウンドに上がると、先頭のディカーソンを遊飛に打ち取った。ビシエドには中二塁打を許したが、宇佐見を空振り三振、村松を左飛に打ち取り危なげなし。その後は安打を許さぬ安定した投球を披露した。大谷翔平投手を彷彿とさせるスイーパーのようなカットボールも投じた。

　2022年ドラフト1位で入団すると、1年目の昨季は19試合に先発して5勝3敗、防御率3.36。9試合目の先発となった7月5日のオリックス戦でようやくプロ初勝利を挙げたが、そこから5連勝と今季への大きな期待を抱かせてシーズンを終えた。開幕投手はまだ決まっておらず、名乗りを挙げるアピールとなった。

　試合を配信した「DAZN（ダゾーン）」は、打者も思わずバットが回ってしまう魔球のようなスプリットを映像で公開。SNS上では「絶対大谷翔平リスペクトだろ。フォームが似てきてる」「あれ打てんだろ」「前評判以上に成長が凄いな」「完全にエースの風格」「やっぱレベル違うな」との声が寄せられている。