DeNA開幕投手は東克樹、三浦監督が明言 昨季最多勝&最高勝率左腕が2年ぶり2度目大役
実戦2試合で計5イニングを投げ無失点7奪三振と順調調整
DeNAの今季の開幕投手を東克樹が務めることが決まった。三浦大輔監督が7日、「開幕投手は東で行きます」と明言した。プロ7年目の東は、3月29日の広島戦(横浜)で自身2年ぶり2度目の大役を務める。
開幕投手の“通達”は1月31日だった。指揮官は「沖縄に入ってスタッフミーティングのあとです。部屋に呼んで『今年は開幕任せたぞ』と一言伝えました」と明かした。
開幕投手を託した理由は「昨年の成績ももちろんそうですけど、今年もローテーションの柱として1年間ローテを守って投手陣の先頭に立って走ってほしいという気持ちで託しました」と説明。熱意を込めて指名した。
東は昨季24試合で16勝3敗、防御率1.98、勝率.842と抜群の成績を残し、最多勝&最高勝率のタイトルを獲得、ベストナインにも輝いた。今季もここまで実戦2試合で計5イニングを投げ3安打無失点、7奪三振と順調な調整を続けていた。
初めて開幕投手を務めた2022年は広島相手に5回8安打2失点で敗戦投手となった。今季の開幕戦も広島が相手とあり「前回、同じカープ戦でしっかりと結果を残すことができなかったので、チームを勢いに乗せるためにも第1戦、価値につながる投球ができたらいいと思います」と力を込める。雪辱のマウンドから、チームを優勝に導くための戦いが始まる。
(Full-Count編集部)