バウアーがメキシコ加入…安樂と同僚 メジャー復帰に「最善の方法」、ヤ軍戦に登板へ
「MLBからのオファーが来たとき、すぐにローテーションに加わることができます」
メキシカンリーグのディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(メキシコシティ・レッドデビルズ)は18日(日本時間19日)、トレバー・バウアー投手の加入を発表した。球団公式X(旧ツイッター)が「ようこそ、トレバー!」と投稿。24日(同25日)に本拠地で行われるヤンキース戦に登板する予定だという。
バウアーは自身のXに「私はディアブロス・ロホス・デル・メヒコの一員として、3月24日(同25日)のヤンキース戦に登板します」と投稿。「また、スプリングトレーニング期間の代わりとして、ディアブロスとは4月11日(同12日)から5月8日(同9日)までの間、5試合に登板することに合意しました。なぜなら、これは私にとって投げられるように準備する最善の方法だからです」と綴った。
さらに「(契約することで)試合勘の維持に役立ち、MLBからのオファーが来たとき、すぐにローテーションに加わることができます。日曜日(同25日)にお会いできることを楽しみにしていますし、メキシコ野球を皆さんに披露することが待ちきれません」とも。メジャー復帰を前提とした短期契約のようだ。
レッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞に輝いたバウアーは、ドジャースに移籍した2021年に性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、324試合の出場停止処分を受けた(後に194試合に軽減)。昨季はDeNAでプレーし、10勝4敗、防御率2.76の好成績をマークしたが、メジャー復帰を目指し自由契約となった。
10日(同11日)には、米国を拠点に活動してプロ入りを目指す「アジアンブリーズ」の一員としてドジャースとのマイナー戦に登板。3回1失点無失点と好投し、メジャー復帰へ猛アピールしていた。ディアブロスには、昨季まで楽天でプレーした安樂智大投手が2月に加入したばかり。日本で活躍したジャフェット・アマダー内野手や元ヤンキースのロビンソン・カノ内野手と同僚になる。
(Full-Count編集部)