12球団トップの「10.9」…巨人二塁手の超美技が「ほぼライト」 異次元守備に衝撃
巨人・吉川が右翼線際の飛球に爆走→スライディングキャッチ
巨人・吉川尚輝内野手が23日の楽天とのオープン戦(東京ドーム)で衝撃美技を見せた。右翼線に飛んだ飛球を、二塁から爆走してスライディングキャッチ。衝撃の守備範囲にファンは「追いつくのすげーな」「びびった」と声をあげている。
5回の守備だった。無死一塁でフランコが右翼線に打ち上げた打球。これに吉川が二塁の位置から猛チャージだ。爆走して最後はスライディングキャッチ。忍者のような守備に大歓声が沸き起こった。
セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、昨季の守備全般の貢献度を表す「UZR」は、二塁で12球団断トツの「10.9」だった。昨年セ・リーグでゴールデン・グラブ賞に輝いた中野拓夢内野手(阪神)は1.7、一昨年まで10年連続同賞の名手・菊池涼介内野手(広島)は2.2。吉川が大きく上回っていた。
DAZNは公式X(旧ツイッター)に「ほとんどライト」などと綴って、美技動画を投稿。ファンは「尚輝たまらん」「守備範囲が異常に広い」「尚輝くんの守備は惚れ惚れする」「好きすぎる」「スゴすぎ」「圧倒的な守備範囲」などと声を寄せた。
巨人の遊撃は今季、門脇誠内野手が務める予定。門脇の「UZR」(全ポジション)は12球団トップの「16.2」だった。8年目29歳の吉川、2年目23歳の門脇が形成する二遊間コンビは巨人の大きな強みとなりそうだ。