防御率6.44→0.59に激変　中日で開花…“魔改造”の27歳左腕が「マジでやべえ」

中日・齋藤綱記は今季防御率0.00…昨年途中に移籍してから39登板で0.59の無双

■中日 5ー2 阪神（13日・バンテリンドーム）

　中日の10年目左腕・齋藤綱記投手が無双投球を続けている。13日の阪神戦（バンテリンドーム）に3番手で登板して1イニングを無失点。勝利に貢献した。ここまで8登板で防御率0.00。昨季途中にトレード加入してから躍動を続けており、「マジでヤベえ」「安定感凄い」とファンは声を寄せている。

　齋藤は2点リードの8回に登板。1死から代打・原口に安打を許すも、続く1番・近本を中飛、2番・中野を一ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。これで今季は8登板、5回2/3を投げて無失点。ホールド数はリーグ2位の6だ。

　27歳左腕は2014年ドラフト5位でオリックスに入団。2022年オフに石川亮捕手とのトレードで日本ハムに移籍すると、翌2023年6月に2対2の交換トレードで中日に渡った。そこからの活躍が目覚ましい。

　昨年は31登板で2勝無敗11ホールド、防御率0.73。中日移籍後は39登板で防御率0.59をマークしている。オリックス、日本ハムでは通算62登板で6.44。天と地ほどの違いがある。

　勝ちパターンの一角を担う左腕の奮闘をファンも称賛。SNSには「いい投球するよね」「神すぎる」「ここまで活躍するとは」「ホント、良い左腕が来てくれた」「なんでハム出したん？」「移籍でガラッと変わることも結構あるんやな」「連れてきた慧眼はめちゃくちゃ評価しないといけない」とコメントが並んだ。チームの進撃に貢献する左腕の投球に、今後も注目だ。

（Full-Count編集部）