50歳でも健在の“独特フォーム” 通算404発大砲、色褪せぬ豪快打撃が「カッコいい」
元DeNAの中村紀洋氏がOB対決で中前打も「後悔しています」
■DeNA 6ー1 楽天(28日・横浜)
近鉄や中日、DeNAなどで活躍し、NPB通算404本塁打、2101安打を誇る中村紀洋氏が28日、横浜スタジアムで行われたDeNA-楽天の試合前イベントで、恒例イベントのレジェンドOB対決に登場。楽天で福山博之氏と対戦。往年の打撃フォームにファンは「また見れて良かった」などと喜んでいた。
中村氏はDeNAに在籍した2011〜2014年につけていた背番号「99」のDeNAユニホームを着て登場。初球、2球目と見逃しでカウント2ストライクからの3球目を捉えると、打球は高くバウンドし、福山氏の頭上を越える中前打となった。
「生涯現役」を貫く50歳の中村氏は、全盛期を彷彿させるバットを高く構えたオープンスタンス。左足を上げて、強靭なリストでバットを操作する打撃フォームは健在だった。
この一打は軽打だったが、中村氏の姿にネット上のファンからは「ノリさんの構え方がカッコいい」「フォームがまた見れて良かった」「何歳になってもかっこいい」「打撃フォーム本当にかっこいい」「嬉し過ぎて泣いてまう」「現役時代から変わらない」「ユニホーム似合っている」といった声があがっていた。
イベント後、中村氏は球団を通じて「2球手が出ず、スピードボールを10年ぶりに打席に立って痛感しました。最後の1球は自分らしからぬ当てにいったスイングとなってしまったことを後悔しています。もしもう一度リベンジできるのであれば、今度はフルスイングを皆さんに見ていただきたいと思います」とコメントした。