最下位西武にOB苦言「ギラギラ感ない」 監督交代で横一線…煽る危機感「人生変わる」
G.G.佐藤氏が語った渡辺監督代行「怒らせたらマジで怖い」
元プロ野球選手のG.G.佐藤氏(本名・佐藤隆彦氏)は、渡辺久信監督代行が監督として指揮を執っていた期間のうち2008〜2011年に西武でプレー。当時の印象を「怒らせたらマジで怖い」としながらも「闘将」と表現し、今の西武に必要な存在だと語った。
2008年から4年間、渡辺監督の元でプレーした佐藤氏は、指揮官を「怖い。怒らせたらマジで怖い。乱闘とかあったら真っ先に行っていたし。星野(仙一)さんに近いのかな? ナベさんも闘将ですよ」と笑みを浮かべた。
それでも現在の西武は最下位に低迷しているだけに「ああいう闘将系の人が今の西武には必要なんじゃないかと思います。選手にギラギラ感がないから。熱い人がいる方がいいですよ」と渡辺監督代行の必要性を説いた。
西武のチーム打率.212は12球団ワースト、118得点もリーグワースト。投手陣も防御率3.25、170失点はともにリーグ5位とピリッとしない。(成績はいずれも29日試合前時点)
迫力ある打撃や圧倒的なパフォーマンス力で人気だった佐藤氏には、今の選手たちの姿も物足りなく映ってみえる。「こんなにレギュラーが空いていることないよ。もっとギラギラして、ポジションを狙ってほしい。だってレギュラーとったら人生変わるんだから」と、貪欲さを求めた。
だからこそ、渡辺監督代行の“熱”に期待している。「存在感がある方なので、チームは締まると思いますよ。ベンチの空気は変わるんじゃないかな。まだ5月ですからね」。“闘将”が起爆剤となり、チームの勢いが出てくることをOBとして願っている。