“打率.500”にセ驚愕「何者って感じ」 史上5人目の快挙狙う23歳「怖くなってきた」
日本ハムの田宮裕涼が打率.350でトップ独走、捕手5人目の首位打者を狙う
■日本ハム 5ー0 広島(4日・マツダスタジアム)
日本ハムの田宮裕涼捕手が、交流戦に入ってさらにバットが止まらなくなっている。4日にマツダスタジアムで行われた広島戦に「5番・捕手」で先発出場して5打数3安打1打点。交流戦6試合で3度目の猛打賞をマークした。打率.350と両リーグ独走で、「打ちすぎて怖くなってきました」との声があがっている。
4回2死二、三塁の第2打席で先制の左前適時打。6回先頭の第3打席では中前打を放ち、水野の送りバントを相手先発の床田が悪送球する間に生還した。さらには、9回2死走者なしから遊撃への内野安打。捕手と思えぬ走力でも魅せた。
これで両リーグトップの打率.350まで上昇させた。2位の近藤健介(ソフトバンク)は打率.330、セ・リーグ1位のドミンゴ・サンタナ(ヤクルト)は打率.306と独走態勢に入っている。まだまだ気は早いが、捕手での首位打者となれば、野村克也、古田敦也、阿部慎之助、森友哉に続く史上5人目の快挙だ。
交流戦の打率.500、OPS1.340は、ともに同僚の水谷瞬に続いて2位。SNS上では「セ・リーグファンからしたら今年いきなり活躍し始めて何者って感じやろな」「どんだけ打つの?」「しかもキャッチャーをやりながら」「歴代ナンバーワンのかわいい首位打者」「かわいさ、国宝級」との声が寄せられている。
(Full-Count編集部)