ドラ9→セ最強捕手「間違いない」 打撃覚醒の25歳…村上宗隆ら置き去りの「1.33」
DeNAの山本祐大、四球の数を三振数で割った「BB/K」で両リーグ2位の1.33
■DeNA 8ー5 ソフトバンク(9日・横浜)
DeNAの山本祐大捕手が、四球の数を三振数で割った「BB/K」で両リーグ2位の数字を残している(150打席以上)。今季ここまで47試合に出場して打率.315、0本塁打、16打点、出塁率.377、OPS.747。規定打席に到達していて打率3割を超える打者がリーグに1人しかいない中、捕手ながらも好成績を残している。
9日に横浜で行われたソフトバンク戦に「6番・捕手」で先発出場。3打数1安打1四球の活躍で、3試合連続安打とした。6月は7試合に出場して打率.353、出塁率.429、OPS.782と好調をキープ。球宴ファン投票でも捕手1位を走っている。
さらに、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、「BB/K」で同僚の宮崎敏郎内野手(2.00)に次ぐ2位(1.33)。ソフトバンクの近藤健介外野手(0.97)、ヤクルトの村上宗隆内野手(0.77)らを大きく上回り、好成績を裏付けている。
BCリーグ滋賀から2017年ドラフト9位で入団した苦労人の25歳。SNS上では「まさかこんなに打つとは」「山本祐大とかいう現役最強捕手」「セ・リーグナンバーワンキャッチャー」「日本を代表するキャッチャー」「間違いない」「打者としても優秀なのにこれで捕手」といったコメントが寄せられている。
(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。