161キロで巨人制圧「ど真ん中でも打てん」 開幕2軍も“魔改造”で覚醒「ガチ当たり」
■日本ハム 3ー3 巨人(16日・エスコンフィールド)
日本ハムに今季加入したアニュラス・ザバラ投手が成績でも、見た目でも圧倒的な存在感を放っている。ここまで7試合に登板し無失点どころか被安打もゼロ。頼れる27歳右腕にファンは「頼もしすぎるやろ」「助かっています」などと反応している。
16日のエスコンフィールドで行われた巨人戦では、3-3の延長10回2死一塁から登板。ヘルナンデスを158キロで二飛で切り抜けると、イニングをまたいで11回のマウンドへ。主砲の岡本和を158キロで詰まらせて左飛。立岡は156キロで中飛。吉川は161キロの剛球で左飛に仕留めると、その球威に本拠地はどよめきに包まれた。
ドミニカ共和国出身のザバラは2022年にマーリンズでメジャーデビュー。2試合に投げて0勝0敗、防御率0.00だった。昨季はタイガース傘下でプレー。3Aで53試合に登板、7勝3敗、防御率4.25だった。
最速162キロを誇る右腕は開幕は2軍でスタートしたが、5月30日に初昇格すると圧倒的な投球を披露。ここまで7試合に登板し、7回無失点。それどころか打者25人に対して被安打もゼロとしている。
「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに巨人戦での無双投球の映像を投稿。ファンは「ザバすぎ」「かっこいい」「ど真ん中でも簡単には打てん」「ザバザバしてきた」「金子千尋の魔改造」「名前が速そう」「ガチ当たり」「打球が飛ばない」と絶賛していた。
190センチ、117キロの体格だけでなく、ロン毛のドレッドヘアに立派な髭はインパクト十分。一気にファンのハートを掴んでいた。