18試合でも…新助っ人は「えっ…存在感」 止まらぬ無双に唖然「今季イチの補強」
ヘルナンデスは交流戦打率が5位…18試合で3本塁打、10打点をマーク
■日本ハム 3ー3 巨人(16日・エスコンフィールド)
5月途中加入ながら、ファンの心をがっしり掴んでいる。巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手が16日、エスコンフィールドで行われた日本ハム戦で3号ソロを放った。今季は18試合の出場ながらも打率.342、3本塁打、10打点、OPS.893の好成績を残し、「救世主エリ」「最高の助っ人」との声も上がっている。
この日は「3番・中堅」で出場。第3打席まで無安打だったものの、2-3で迎えた8回2死、フルカウントから河野竜生投手の直球を一閃。左翼中段に飛び込む3号ソロを放ち、試合を振り出しに戻した。そのまま引き分けに終わったものの、ヘルナンデスの一発は文字通り巨人を救った形だ。
ヘルナンデスは交流戦開幕となった5月28日のソフトバンク戦から1軍登録され、「7番・右翼」でスタメン出場。第1打席で来日初安打を放つと、その後も快音を響かせデビューから8試合連続安打をマークした。規定打席には到達していないものの、交流戦期間の打率.342は両リーグ5位に達し、巨人打線に欠かせない存在になっている。
見事な打棒にファンも絶賛。「チームを救ってくれてありがとう」「ヘルナンデスさんは神助っ人さんなんです」「打撃センスが素晴らしい」「交流戦から合流じゃん…えっ…存在感」と言った声や、「ほんとに久々の当たり外国人助っ人だわ」「今季イチの補強」とのコメントも寄せられた。
巨人は開幕3日前、メジャーで実績十分のルーグネット・オドーア外野手が電撃退団。ここ数年は助っ人野手が苦戦していただけに暗雲が立ち込めていたが、それを払拭するような29歳助っ人の猛打。途中加入の男が巨人を今後も牽引できるだろうか。
(Full-Count編集部)