日本ハム、鍵谷ら3選手の支配下登録を発表 育成契約から1年で復帰、埋まった「70/70」

日本ハム・梅林優貴(左)と宮内春輝【写真:小林靖、矢口亨】
日本ハム・梅林優貴(左)と宮内春輝【写真:小林靖、矢口亨】

梅林は2軍の31試合で打率.325、3本塁打、OPS.861の好成績

 日本ハムは24日、育成選手の鍵谷陽平投手、宮内春輝投手、梅林優貴捕手とそれぞれ支配下選手契約を締結したと発表した。

 鍵谷は中大を経て2012年ドラフトで日本ハムに入団。中継ぎ投手として活躍し、2017年には自己最多の60試合に登板して防御率2.53、17ホールドを挙げた。その後2019年6月に巨人へトレード移籍。移籍後もブルペンを支える活躍を見せたが、2023年に戦力外通告を受けた。同年オフに日本ハムと育成契約を結び、今季は2軍で13試合に登板、防御率1.10を記録していた。

 宮内は2022年ドラフト6位指名で入団。プロ1年目は15試合に登板し、1勝0敗、防御率6.48だった。同年の秋季キャンプで守備練習で転倒すると、膝前十字じん帯断裂の大怪我を負い、育成契約を結んでいた。今季は2軍で1試合に登板している。

 2019年ドラフト6位で日本ハム入りした梅林は2022年に1軍デビュー。同年は22試合に出場し、打率.104、0本塁打、3打点、OPS.247だった。2023年オフに戦力外通告を受け、今季は育成契約でスタート。2軍では31試合で打率.325、3本塁打、OPS.861の好成績を残していた。

 日本ハムは前半戦を43勝39敗、勝率.524の3位で折り返し。新庄剛志監督が就任した2022年以降は2年連続で最下位に沈んでいるが、今季は若手選手の台頭もあって躍進している。3選手の支配下復帰で、70人の支配下登録枠はすべて埋まり、後半戦の活躍に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY