中日25歳が最速「100」到達 現役ドラフトから2年…覚醒を示すリーグトップの好数値

中日・細川成也【写真:矢口亨】
中日・細川成也【写真:矢口亨】

中日・細川は両リーグ最速100安打、塁打数161もリーグトップ

■阪神 4ー3 中日(28日・甲子園)

 中日・細川成也外野手が主砲として結果を出している。28日の阪神戦(甲子園)では2回に13号ソロを放ち、シーズン100安打に到達。9回の左前打でマルチ安打をマークした。現役ドラフトで加入した昨季に続き、中軸として存在感を見せている。

 球界全体でも際立つ躍動だ。101安打は両リーグ最多で、塁打数161はリーグトップ、出塁率.383、OPS.861はともにリーグ2位と堂々の数字だ。

 細川は2016年ドラフト5位でDeNAに入団。6シーズンを過ごしたが、2022年オフの現役ドラフトで中日に移籍した。移籍1年目の昨季は140試合に出場して打率.253、24本塁打、78打点の成績を残した。今季はここまで93試合に出場して打率.300をマーク。13本塁打、38打点を記録し、主軸を担っている。

 得点圏でも打率.313と結果を出すなど頼もしい。並外れたパワーが何より魅力の25歳だったが、今季はその打撃に安定感も加わっている。現役ドラフトでブレークした好例となっている。

(Full-Count編集部)

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