鷹に激震、オスナが緊急渡米 20セーブも…球団発表「下半身のコンディション不良」

ソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:荒川祐史】
ソフトバンクのロベルト・オスナ【写真:荒川祐史】

最後の登板は7月2日の西武戦…1回無失点も5日に登録抹消されていた

 ソフトバンクは2日、ロベルト・オスナ投手が検査を受けるために渡米したことを発表した。今季は30試合に登板して0勝2敗、20セーブ、防御率3.99の成績だった。7月5日に「下半身のコンディション不良」を理由として、出場選手登録を抹消されていた。

 ソフトバンクに加入して2年目のシーズンだったが、なかなか調子を安定させることはできなかった。3、4月は防御率3.46。6月は防御率6.75と守護神にとっても試行錯誤が続いていた。7月2日の西武戦(東京ドーム)で20セーブ目を挙げた際に小久保裕紀監督も「オスナを1点差で(送り出した)。前回(6月30日の日本ハム戦)嫌な展開だった中、すぐ次の登板だったので、それが一番良かったところでしょうね」とコメントしていたが、5日に登録抹消となった。

 その後も倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は「(ブルペン投球再開も)今のところ決まっていないです」と話すなど、状態がなかなか上向いていなかった。チームは93試合を消化して60勝30敗3分、2位に10ゲーム差をつけて首位を走っている。オスナが抹消されて以降、代役として守護神を務めている松本裕樹投手は6セーブを挙げている。苦しい夏場を、オスナ抜きで戦うことになった。

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