CY賞左腕は「日本にいるの?」 変わっていた居場所…現在地に米衝撃「いつの間に」

ソフトバンク戦に登板したロッテのダラス・カイケル【写真:竹村岳】
ソフトバンク戦に登板したロッテのダラス・カイケル【写真:竹村岳】

ロッテ加入のダラス・カイケルは17日鷹戦でNPBデビュー

 メジャー通算103勝で、2015年にサイ・ヤング賞に輝いたダラス・カイケル投手はロッテに加入。17日のソフトバンク戦(みずほPayPayドーム)で来日初登板を果たし、5回73球を投げて3安打2失点にまとめた。左腕が日本球界に戦いの場を移したことを知らなかった米ファンも多かったようで、「待って……彼がもうMLBにいないなんて知らなかった」「いつの間にこんなことに」と声をあげている。

 カイケルは今月10日に来日。調整登板を経ることなく、いきなり1軍マウンドに上がった。初回に2点を失ったが、2回以降の4イニングを無安打無失点。白星はつかなかったもののチームの勝利に貢献した。

 アストロズ時代の2015年に20勝で最多勝を手にし、サイ・ヤング賞を受賞。ゴールドグラブ賞に5度輝き、オールスターに2度選出されている36歳は今季ブルワーズで4登板。0勝0敗、防御率5.40の成績を残していた。7月7日(同8日)のドジャース戦では先発して4回1/3を無失点、メジャー最後の登板は同13日(同14日)のナショナルズ戦で、4回途中3失点だった。

 それだけに、ロッテのユニホームを着て投げる左腕に、“違和感”を覚えたファンも多かったようだ。米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門アカウント「トーキン・ベースボール」がX(旧ツイッター)に投球動画を投稿すると、「一体いつからだよ(笑)」「ちょっと前にドジャース戦で投げてたのを見たぞ……」「ここが彼の居場所」「彼のベストを祈るよ。彼が(MLBに)復帰することを願っている」「彼は日本にいるの?」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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