WBC世界一監督、栗山英樹氏が著書出版 大谷翔平ら“教え子たち”の凄さ綴る
日本ハム時代に日本一、2023年WBCでは悲願の世界一に導く
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、野球日本代表「侍ジャパン」を監督として世界一に導いた栗山英樹氏(現日本ハムCBO)の著書「監督の財産」(日本ビジネスプレス)が、5日に出版された。自らの経験を踏まえ、次世代に伝えたい“監督論”を語っている。
栗山氏は2012年に日本ハムの監督に就任。初年度からチームをリーグ優勝に導いた。2013年に入団した大谷翔平投手(現ドジャース)に対しては、投打二刀流を全面的に支持。選手とコミュニケーションをとりながら、固定概念にとらわれない組織づくりで、2016年にはリーグ優勝、日本一を成し遂げた。2021年12月に侍ジャパンの監督に就任。昨年のWBCでは、大谷やダルビッシュ有投手(パドレス)、近藤健介外野手(ソフトバンク)ら“教え子”たちの躍動もあり、悲願をつかんだ。
同著では、監督の役割やチームの人事、選手との関係性など自身が経験した学びや教訓を綴っている。今だからこそ明かせる大谷、ダルビッシュらの凄さにも触れている。
(Full-Count編集部)