元中日助っ人、メジャー球団と契約か　海外記者が報道…キューバ出身24歳の原石

フランシス・ロメロ記者がXで報道

　元中日のギジェルモ・ガルシア外野手が10日（日本時間11日）、MLB球団と契約するためにドミニカ共和国に到着したと、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が伝えた。

　キューバ出身の24歳は2021年11月に中日に育成契約選手として入団。翌2022年は2軍を主戦場としていたが、7月27日に支配下登録入りした。1軍での出場は2試合、9打席で1安打、打率.111、5三振だった。オフに自由契約公示を経て育成選手で再契約を結んだが、2023年は2軍で35試合で打率.235、2本塁打、OPS.683。2年目は1軍での出場がなかった。

　その後はカナダに拠点を置く独立リーグケベック・キャピタルズでプレー。ロメロ記者は自身のX（旧ツイッター）にて「彼は中日ドラゴンズでNPBでの経験があり、最近は独立フロンティア・リーグに在籍した」と綴っている。

　中日に所属したキューバ人選手で、MLB球団と契約したケースは、直近ではジャリエル・ロドリゲス投手（ブルージェイズ）がいる。27歳右腕は昨オフに5年3200万ドル（約46億円）の大型契約でメジャー入りを果たした。

（Full-Count編集部）