中日退団の35歳を「他球団で見たい」 閉ざされた出場機会…溢れる待望論「活躍できる」
ビシエドが9年間在籍した中日を退団…溢れる惜別の声「悲しい」
中日は8日、中島宏之内野手、上田洸太朗投手と育成3選手の計5人に来季契約を行わないと通知したと発表した。また、ダヤン・ビシエド内野手の退団を発表した。在籍9年間で通算1012安打を放った助っ人には、惜別と他球団でのプレーを望む声がSNSにあふれている。
ビシエドは2016年に中日入団。2018年に打率.348、178安打で両タイトルを獲得。一塁手部門でベストナインに2度(2018、2019年)、ゴールデングラブ賞に2度(2020、2021年)輝いた。2023年に国内FA権の取得条件を満たし、今季は日本選手扱いとなった。
しかし、出場機会は激減し、15試合で打率.209(43打数9安打)、1本塁打、2打点。5月16日に1軍登録され、6月9日に抹消となり、そのままシーズンを終えた。一方で、2軍では72試合で打率.300(223打数67安打)、8本塁打、OPS.859をマークした。
通算958試合出場で打率.287、139本塁打、549打点、OPS.812を記録した35歳の退団に、SNSには惜別と他球団での活躍を期待するコメントが続々。「一番愛された外国人」「覚悟していたけど悲しい」「無念すぎる」「もっと見たかった」「もう一花咲かせられる」「信じられないよ」「他球団で見たい」「まだまだ活躍できる」「新天地での活躍を願う」と声が寄せられた。来年は別のユニホームを着るのか。今後の動向が注目される。
(Full-Count編集部)