新庄ハム…大卒新人全員が1軍デビュー フレッシュ球宴でHRの22歳に正捕手の期待

日本ハム・進藤勇也【写真:町田利衣】
日本ハム・進藤勇也【写真:町田利衣】

日本ハムのドラ1・細野、2位・進藤はバッテリーで1軍デビュー

 24日に「2024 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開催される。昨年ドラフト会議で指名された選手たちは、どのような結果を残したのか。大学日本代表バッテリーの細野晴希投手&進藤勇也捕手ら日本ハムのルーキーの活躍を振り返る。
 
 細野はロッテとの競合の末、1位で日本ハムに入団。6月7日までのファーム7試合で計23回1/3を投げ、被打率.141、WHIP0.86と圧倒的な成績を残し、6月18日の阪神との交流戦でプロ初登板、初先発のマウンドに上がった。最速155キロのストレートを武器に、4回1/3を2安打6奪三振1失点。プロ2戦目の7月3日、ロッテ戦では5回3失点の内容で勝敗はつかなかった。

 その後は左肩上腕二頭筋長頭腱炎、左肩甲帯機能不全の影響で、公式戦での登板はなくレギュラーシーズンを終えるも、10月10日の「みやざきフェニックス・リーグ」で約3カ月ぶりに実戦復帰を果たしている。来季はプロ初勝利、先発ローテーション入りと飛躍に期待だ。

 2位の進藤も同じく6月18日に1軍デビューを果たし、スタメンマスクをかぶった。細野を含む3投手をリードし、6イニング無失点に。しかし、打撃面では2試合で3打数無安打2三振とプロの洗礼を浴びた。

 7月20日に行われた「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024」では、6回の守備から出場。7回の第1打席で本塁打、続く第2打席では二塁打と2安打2打点を記録し、優秀選手賞を受賞した。来シーズンは主戦場を1軍の舞台へと移したい。

 3位の宮崎一樹外野手は、5月31日のDeNA戦で初の1軍昇格、即スタメンで起用された。初打席で東克樹投手の変化球をライト前へ運び、初安打を記録している。

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