異次元の13.35…巨人逸材は「支配下まだか」 高まる期待、刻み続けた衝撃「0.59」

巨人・富田龍【写真:荒川祐史】
巨人・富田龍【写真:荒川祐史】

今季2軍の5試合で防御率2.25…3軍戦でも30回1/3を投げて45三振

 育成に眠る逸材がにわかに注目を集めている。巨人の富田龍投手は今季3軍を主戦場にして防御率0.59、奪三振率13.35をマークした。開花の兆しを見せる本格派左腕は「支配下まだか」などと巨人ファンから熱視線が送られている。

 香川県立志度高、四国学院大を経て2021年育成ドラフト8位で巨人に入団。1年目の2022年は3軍で24試合に登板して防御率2.53を記録し、2軍でも5試合に登板した。しかし防御率21.00と苦戦し、2023年も2軍戦では25試合で防御率4.71にとどまった。

 しかし今季、飛躍の時を迎える。3軍戦は30試合に登板して防御率0.56、30回1/3を投げて45個の三振を記録し、奪三振率は驚異の13.35に達した。2軍でも5試合ながら防御率2.25、奪三振率15.75と三振奪取能力の高さを見せつけた。

 2軍・3軍で確かな結果を残す25歳に「第2の中川皓太になるような気がする」「富田龍かなり気になってる」「支配下もあり得ると思う」「来年支配下あるな」などとファンも注目。巨人の救援陣は助っ人のバルドナード、高梨雄平らが控える中、背番号「028」が支配下入りを果たして一角を担うか今後も期待される。

(Full-Count編集部)

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