オリ20歳は「体大きくなった」 武者修行で“変身”…打者腰砕けの魔球に「これは打てん」
オリックス・齋藤響介…20歳の誕生日に豪州リーグで勝利投手
豪州リーグ(ABL)のメルボルン・エイシズの一員として、ウインターリーグに参加しているオリックスの齋藤響介投手が18日、キャンベラ・キャバルリー戦に先発。試合は6-4で勝ち、齋藤は初登板で5回2/3を投げ5安打3失点で勝利投手となり、ファンも「キレがいい」などと成長に期待している。
背番号「17」を付けた齋藤が投げる映像を、ABLが公式X(旧ツイッター)に投稿。鋭く落ちる変化球で相手打者は腰砕けの空振り三振を喫している。この様子にスタンドにいた少年たちが興奮気味に叫んでいる様子も収まっていた。
18日が20歳の誕生日。記念すべきバースデー登板を白星で飾った右腕をファンも祝福。SNS上には「HBD響ちゃん」「体大きくなった」「すげぇ成長」「とっても誇らしくて」「これは打てん」「きれいに落ちてる」「トッププロスペクト」といったコメントが並んでいた。
齋藤は大谷翔平投手(ドジャース)、佐々木朗希投手(ロッテ)らを輩出した岩手県出身で、盛岡中央高から2022年ドラフト3位で入団。昨年は1登板で4回無失点投球。今年は6月8日の巨人戦に先発し、5回を1安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げるなど8試合に先発し2勝3敗、防御率4.06だった。
オリックスから豪州リーグには齋藤のほか、高島泰都投手、小野泰己投手も参加している。