元広島・山口翔、独立L火の国を任意引退 2019年ドラフト2位→2022年戦力外を経て加入
球団発表
独立リーグの九州アジアリーグ「火の国サラマンダーズ」は20日、元広島の山口翔投手が任意引退したことを発表した。
熊本市出身の山口は熊本工に進学。同郷の同級生、九州学院の村上宗隆(現ヤクルト)としのぎを削った。3年時の2017年の選抜高校野球大会に出場。同年のドラフト2位で広島に入団した。
広島では、2年目の2019年5月30日のヤクルト戦(神宮)でプロ初先発。7回2死から村上に左安打を許すまで、無安打に抑える好投でプロ初勝利をあげた。しかし、翌年以降は登板がなく、2022年も2軍で14試合1敗1セーブ、防御率5.27に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。その後は12球団トライアウトに参加。NPB球団からのオファーはなかったが、火の国サラマンダーズと契約を交わした。