楽天ファン感で新人が強烈ダンス 女性アイドルを完コピ…球団20周年で「成人式」がテーマ
球団創設20年…コンセプトは「成人式」
楽天のファン感謝祭が11月23日に、本拠地で開催されました。球団創設20周年で今年のコンセプトは「成人式」。スタジアム内外で行われたさまざまなイベントをピックアップしてお届けする。入り口には、実際の成人式を思わせる看板が設置され、スタメンボードの場所には、袴を着た選手の写真が並んだ。
球団創設20周年で、同時刻に3か所で「散餅の儀」が行われた。正面広場のEAGLE STAGEには赤いかみしもを着用した銀次アンバサダー、田中将大投手、則本昂大投手、浅村栄斗内野手が登場。20周年のお祝い、そしてこれまでの感謝を込めて、集まったファンに餅をまいた。用意されていた山盛りの餅を全てまき終えた頃には全員ヘトヘトになっていた。
「選手とこたつでトーク!」では、ファン感謝祭初参加のドラフト6位・中島大輔外野手が登場。やや緊張した様子だったが、慣れてくると少しずつ表情も柔らかになっていった。別のこたつにいた野手最年長のベテラン・岡島豪郎外野手は、少年から野球が上手くなるコツを質問され、親身になって、丁寧にアドバイス。最後はグータッチで少年にエールを送った。
選手に似顔絵を描いてもらうイベントや新人パフォーマンスは大盛り上がり
抽選で当たったファン6人が似顔絵を描いてもらえる「クラッチ画伯と選手画伯のにがおえやさん」には、渡邊佳明内野手、西垣雅矢投手、宮森智志投手、そしてクラッチくんが参加。宮森が似顔絵を描いたのはメガネをかけた男性のファン。開始の合図とともにスラスラと描き始めたかと思えば、MCから「メガネから描くタイプですか!?」とツッコミが。似顔絵を描きながら、ファンの方との交流を深めた。
フィールドでは、若手選手と中堅・ベテラン選手が3種目で競い合う「犬鷲成人式バトル」が行われた。また、毎年恒例の新人パフォーマンスでは、ジャパンウインターリーグに参加しているワォーターズ璃海ジュミル内野手を除く7選手がFRUITS ZIPPERの「わたしの一番かわいいところ」を披露した。
キュートなダンスで会場を沸かせた後、古謝樹投手は「やるからには全力でやろうと思いました!」と達成感あふれる表情を見せた。また、中島も「一生懸命練習して良かったかなと思います」笑顔だった。
朝早くから大勢のファンがスタジアムに詰めかけた「犬鷲成人式」。最後は、選手会長を務める田中和基外野手のあいさつで幕を閉じ、正面広場ではスイッチくんがDJパフォーマンスでファンを見送った。
(「パ・リーグ インサイト」後藤万結子)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)