元巨人ドラ1の鷹・鍬原拓也が引退「最後はホークスと」 プロ7年間で4度の戦力外
2017年ドラフト1位で巨人に入団 2022年にはキャリアハイ48試合登板も
今オフにソフトバンクから戦力外通告を受けた鍬原拓也投手が現役引退を決断したことが5日、分かった。巨人にドラフト1位で入団し、今季はソフトバンクで育成選手としてプレーした右腕。7年間のプロ野球生活をピリオドを打ち、ユニホームを脱ぐことを決断した。
北陸高、中大を経て2017年ドラフト1位で巨人に入団。2018年6月14日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げると、2022年にはリリーフとしてキャリアハイとなる48試合に登板した。2023年オフに巨人を戦力外となると、ソフトバンクと育成契約を結んだ。
今季は支配下への返り咲きを目指して必死にアピールを続けていたが、実現することはなかった。「僕が突き抜けられなかった部分があるので、仕方ないなと思います」と、潔く現実を受け止めた。
10月28日に自身4度目となる戦力外通告を受け、引退を決断した。プロ通算80試合に登板して5勝5敗、防御率5.80の成績を残した28歳。「最後はホークスで終わることを決めていました。まだホークスには恩返しができていないので。恩返しするためにも球団に残ります」。現役への思いを断ち切り、新たな道を歩み始める。
(Full-Count編集部)