鷹、上沢直之の獲得を発表 26日会見へ…メジャー帰りのNPB70勝右腕、背番号「10」
球団発表…26日に入団会見を予定
ソフトバンクは18日、前レッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェントとなっていた上沢直之投手の獲得を発表した。背番号は「10」に決定し、26日に入団会見を行う予定。NPB通算70勝を記録している右腕は、日本球界復帰を決断。2年連続のリーグ優勝、日本一奪還を目指すチームの一員となることが決まった。
昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズと1月にマイナー契約を結び、招待選手としてキャンプに参加した。レイズからマイナーへの合流を通達され、オプトアウト(契約破棄)を行使してレッドソックスへトレード移籍。4月28日にメジャー初昇格を果たすと、2試合に登板して勝敗付かず。防御率2.25という成績だった。5月以降は3Aウースターで過ごし、マイナーでは20試合登板で5勝4敗、防御率7.63だった。
上沢は専大松戸高から2011年ドラフト6位で日本ハムに入団した。2014年に8勝を挙げると、2018年には初の2桁勝利となる11勝を記録した。2023年はリーグ最多となる170イニングを投げ、ポスティングシステムで海を渡る決断をした。
今オフ、ソフトバンクでは石川柊太投手が国内FA権を行使してロッテに移籍した。通算56勝の右腕を流出し、三笠杉彦GMも「投手力というのは課題」と語るなど、先発陣の補強を急務としていた。
(Full-Count編集部)