鷹、21年ドラ1風間らと育成契約…今オフ23人の戦力外通告からの5選手 球団発表

ソフトバンク・風間球打【写真:竹村岳】
ソフトバンク・風間球打【写真:竹村岳】

澤柳は2023年ドラフト5位…9月にTJ手術を受けた

 ソフトバンクは19日、澤柳亮太郎投手、風間球打投手、田上奏大投手、生海外野手、川原田純平内野手と育成選手契約を締結したことを発表した。

 風間はノースアジア大明桜高(秋田)から2021年ドラフト1位で入団。背番号「1」を与えられるなど球団の期待は大きかったが、入団3年間で1軍登板なしに終わった。3年目の今季は2軍戦に6試合登板して、計5イニングを4失点(自責3)、防御率5.40。11月に戦力外通告を受け、「当然の結果」などと話していた。背番号は「155」になる。

 2023年ドラフト5位で入団した澤柳は1年目から1軍で登板し、2勝1敗、防御率3.38の成績をマークしていた。ただ、8月10日の楽天戦で投球中に自ら異変を訴え、緊急降板。9月4日には「右肘関節内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)および右肘頭骨接合術」を受けたことが発表されていた。背番号は「38」から「141」となる。

 田上は大阪・履正社高から2020年ドラフト5位で入団した。プロ1年目を終えた2021年オフに育成契約を結び、2022年のシーズン開幕直後に支配下へ復帰した。プロ4年通算で1軍戦に2試合に登板して防御率2.45。10月に免疫系の希少疾患の1つ「ランゲルハンス細胞組織球症」を患っていたことを明かした。

 生海(いくみ、本名・甲斐生海)は九州国際大付高から東北福祉大を経て2022年ドラフト3位で入団。今年1月の自主トレ中に起きた打球事故の影響で「左側頭葉脳挫傷」と診断され、競技復帰に1年から1年半かかることを明かしていた。オフに戦力外通告を受けた際は「正直もう正直怒りが勝っていますけど。納得いっていないし、どうしようかなって思っています」と口にしていたが、背番号「154」で再び支配下を目指す。

 2020年ドラフト4位で入団した川原田は、2022年に1軍デビュー。今季は1軍出場なく、風間とともに戦力外通告を受けていた。背番号は「46」から「167」となる。

(Full-Count編集部)

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