つば九郎、6年連続の越年決定 サンタコスで契約更改交渉に現れるも…まさかの事態
年俸アップを見込み夕飯はすき焼き予定も「ぶたこまにくにします」
ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」が25日、契約更改交渉のため都内の球団事務所を訪れたがまさかの閉鎖で交渉できず、無念の越年が決まった。「ぜひ あおきGMほさと はなしあいがしたいです」と、1月1日付でゼネラルマネジャー(GM)特別補佐に就任する青木宣親氏を“指名”した。
クリスマスにサンタクロースのコスチュームで意気揚々と現れたつば九郎が頭を抱えた。球団事務所のドアは鍵が締まり、電気も消えている。入口には「つば九郎殿」と書かれたメッセージがあり、住所不明のため日程の話し合いができなかったことから交渉は2025年1月となることが告げられた。
6年連続越年となったつば九郎は「まさに『あわてんぼーのさんたくろーす』じょうたいです……」とガッカリ。「ねんぽうUPとおもい、こんやはすきやきとかんがえていました ぶたこまにくにします」と嘆いた。
球団側には、遠征時のホテル代の値上げを要求する予定だったという。交渉相手に今季限りで現役を引退してフロント入りする青木GM特別補佐を指名し「まだ ほかのえらいひとより りかいりょくありそう」「らいんでねまわしします きっくばっくなし」とお決まりの毒舌を吐いた。
「ではよいおとしを あと1かい おつきあいください」と球団事務所を後にしたつば九郎。球界屈指の人気者の交渉の行方が注目される。