韓国圧倒…鷹18歳は「衝撃的でした」 鮮烈デビューに指揮官絶賛「最近ない」
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ドラフト5位の石見が2安打2打点の活躍
ドラフト5位のルーキーが鮮烈な1軍デビューを飾った。ソフトバンクの石見颯真内野手は27日、宮崎・アイビースタジアムで行われたKBO斗山との練習試合に途中出場。2安打2打点の活躍を見せた。試合後、小久保裕紀監督は「石見は衝撃的でしたね。なかなか……ね」と称賛した。
この日、6回の守備から途中出場すると、7回無死一塁では、ファーストストライクを振り抜き、左中間を破る適時三塁打。8回にもフルカウントから中前適時打をマークし、2安打と気を吐いた。
昨秋のドラフト5位で愛工大名電からソフトバンク入り。キャンプはC組スタートだったが、B組、A組と段階をのぼった。試合前には栗原陵矢内野手から「これヘルメットの裏に貼っておいたら打てるよ」とアニメ「ワンピース」のシールを渡され、それを貼付。緊張するたびにヘルメットの裏を見ていたという。
守備では悪送球もあり、本人は「思ったより足が動かないこともあって。良いところに投げられなかった」と反省。一方で「バッティング技術的には高いものがあるのは僕だけじゃなくて首脳陣全員が感じたので」「きょうの1軍デビューを見た時に、最近ない感じはしましたね」と小久保監督は若鷹の活躍に目を細めていた。