ロッテが開幕7連勝　唐川が6回1失点、アセベドが2本の長打…27日のパ2軍戦

唐川が要所を締め、リリーフが無失点リレー

　ロッテは森林どりスタジアム泉で行われた楽天戦に、2-1で勝利。開幕からの連勝を「7」に伸ばした。

　先発は唐川侑己投手。初回から3イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、要所を締めて無失点で切り抜ける。しかし4回、1死から堀内謙伍捕手に二塁打を浴び、2死から永田颯太郎内野手の適時三塁打で先制を許す。5回、6回も安打を浴びたが、6回を94球8安打無四死球5奪三振1失点にまとめた。

　一方の打線は、相手先発投手の前に4回まで走者を出せない。しかし6回、スティベン・アセベド外野手が二塁打を放ち、池田来翔内野手の適時内野安打で同点に追い付く。8回には2死からアセベドが三塁打で出塁し、その後3者連続四球で勝ち越しに成功した。

　リリーフ陣は7回から国吉佑樹投手、西村天裕投手、坂本光士郎投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、2-1で試合終了。「1番・指名打者」で出場のアセべドは、2安打2得点と役割を果たした。

　敗れた楽天は、ミゲル・ヤフーレ投手が4回50球無安打無四死球4奪三振無失点のパーフェクトピッチング。打線は10安打も1得点と攻めあぐねた。中島大輔外野手、入江大樹内野手、青野拓海内野手が2安打をマークしている。

　オリックスは杉本商事バファローズスタジアム舞洲で阪神に0-3で敗れた。先発の椋木蓮投手は、1回を3者凡退に抑えて降板。2回からは田嶋大樹投手が登板。5回に3安打で1点を失うなど、4回64球5安打無四死球3奪三振1失点の内容だった。

　6回からは東晃平投手が登板。味方の失策で1点を失ったが、3回47球3安打1四球4奪三振1失点（自責点0）と好投した。9回は阿部翔太投手が中川勇斗捕手に1号ソロを浴び、スコアは0-3に。一方の打線は2安打3四球無得点に終わった。

　日本ハムは鎌ケ谷スタジアムでヤクルトに0-1で敗れた。先発の達孝太投手は、初回から3イニング連続3者凡退に抑える立ち上がり。4回は先頭・山田哲人内野手に安打を許したが、後続を併殺に打ち取ると、5回は再び3者凡退に抑え、5回63球1安打無四死球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　リリーフ陣は6回を山本晃大投手、7回を玉井大翔投手が無失点でつなぐ。しかし8回、アニュラス・ザバラ投手が安打と盗塁でピンチを招き、西村瑠伊斗内野手の適時打で1点を失う。一方の打線は、8回まで散発3安打無得点。9回も犠打に失敗するなど好機を生かせなかった。

（「パ・リーグインサイト」編集部）