鷹・近藤健介が腰痛で登録抹消 開幕3連敗に昨季MVPの離脱…昨季王者に早すぎる“試練”

開幕から2戦は「2番・右翼」で先発も…30日は守備就かず
ソフトバンクは31日、腰の痛みを訴えていた近藤健介外野手の出場選手登録を抹消した。昨季は首位打者、最高出塁率のタイトルを獲得し、シーズンMVPにも輝いた「現役最強打者」が戦列を離れるアクシデント。球団初となる本拠地開幕3連敗を喫したチームにさらなる試練が襲い掛かる形となった。DeNAのトレバー・バウアー投手も抹消となった。
近藤は28日のロッテとの開幕戦(みずほPayPayドーム)では「2番・右翼」で先発出場を果たしていた。29日の同戦でも右翼を守り、今季初安打を含む3安打をマーク。30日の試合では指名打者での先発となったが、最終打席で中前打を放っていた。
腰痛の影響で、シーズン開幕前最後となる21~23日のオープン戦3試合を欠場していた近藤。小久保裕紀監督は「目標はレギュラーシーズンの全試合出場。オープン戦は関係ないので。1シーズンを戦うため、今やる必要はないでしょうということです」と説明していた。
ホークスに移籍した2023年は本塁打と打点の2冠王に輝き、昨季も129試合の出場で打率.314、19本塁打、72打点、出塁率.439と圧倒的な成績を残していた。シーズン終盤には右足首を捻挫し、オフは回復に努めていた。今春のキャンプでは“S組”の一員として調整を一任されており、オープン戦には10試合出場していた。
チームはロッテとの開幕カードで3連敗を喫する状況。主力の栗原陵矢内野手も右脇腹痛で復帰時期は不透明だ。昨季のリーグ王者に早くも試練が迫っている。
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