中日・上林誠知が衝撃の2打席連発 大勢を粉砕…井上監督は笑顔、東京ドーム騒然

6回に赤星から同点ソロ…8回は大勢の154キロを捉えた。
■巨人 ー 中日(16日・東京ドーム)
中日・上林誠知外野手が16日、東京ドームで行われた巨人戦の8回に2打席連発となる5号ソロを放った。今季防御率1.15と圧倒していた大勢投手を粉砕する一発に、場内は騒然とした。
「3番・中堅」で先発した上林は0-1とリードされた6回、好投していた赤星優志投手から右中間スタンドに運ぶ4号ソロを放った。そして1-1の8回、巨人のストッパーを務める大勢と対戦した。
上林は初球の154キロ直球を強振。打球はバックスクリーン左に飛び込む今季5号勝ち越しソロとなった。井上一樹監督もベンチで満面の笑みを浮かべ、ダイヤモンドを一周した上林を拍手で称えた。
2013年ドラフト4位でソフトバンクに入団し、2018年は全試合に出場して22本塁打を放つなど、3度の2桁本塁打を記録。しかし、故障に苦しみ2023年オフにソフトバンクから戦力外通告を受け、中日に加入した。移籍1年目の昨季は46試合に出場し打率.191、1本塁打、3打点と結果を残せなかったが、今季は持ち前の打力で活躍を見せている。