6回4失点のバウアー、発熱を告白「いろいろな考え、思いが錯綜」 三浦監督「苦しんでいた」

体調不良の中で中日戦に登板したDeNAのトレバー・バウアー【写真提供:産経新聞社】
体調不良の中で中日戦に登板したDeNAのトレバー・バウアー【写真提供:産経新聞社】

6回7安打4失点で降板…「医師の診断は急性副鼻腔炎」

■中日 6ー5 DeNA(21日・横浜)

 DeNAのトレバー・バウアー投手は21日、本拠地・横浜スタジアムで行われた中日戦に先発するも、6回7安打4失点でマウンドを降りた。試合後に取材に応じたバウアーは「発熱していた。4時間しか寝られてない」と、体調不良を明かした。

 3日の巨人戦でNPBでは初となる9回完封勝利を挙げたバウアー。しかし、その後2試合は勝ち星に恵まれず。16日のヤクルト戦(神宮)では6回6失点だった。迎えたこの日の中日戦は2回に板山祐太郎内野手に先制ソロを献上するなど、4回までに4失点を喫した。

 試合後に報道陣の取材に応じたバウアーは発熱を告白。失意の表情を浮かべながらも、「医師の診断は急性副鼻腔炎という診断だったんですけど、薬も処方していただきました。ただ、昨晩は寝ることができなくて、発熱もあってな感じで。とはいえ、それを理由に欠場するわけにはいかないので、頑張って今日も登板させていただきました」と、体に鞭を打ってのマウンドだったと明かした。

 欠場することも考えられたが、「いろいろな考え、思いが錯綜しているんですけれども、不運が続いたっていう場面もあるんですけど、自分がフラストレーションが溜まってしまって、うまくコントロールできないまま終わってしまったっていうところが痛かったなと思います」と投球に言い訳はせず、4失点を振り返った。

 また、三浦大輔監督も発熱については理解していた模様。「苦しんでいましたね。追いかけないといけない展開だったのであそこで交代させました」と6回で降板させた理由を明かし、「投げさせない選択肢? ひどかったら投げさせません」と重症ではないとした。

(Full-Count編集部)

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