岡本離脱で巨人のトレードは「まだある」 OBが予想する可能性…ドラ1の大砲は「マッチする」

高橋尚成氏、YouTubeチャンネルで古巣の補強策に言及
巨人、メジャーリーグで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。12日に発表されたリチャード内野手と秋広優人内野手、大江竜聖投手との1対2のトレードに続く古巣の補強策に言及した。
巨人は主砲の岡本和真内野手が左肘の靱帯損傷で離脱中。さらなるトレードの可能性について高橋氏は「多分まだあると思います」と明言した。理由はやはり岡本の不在。「岡本選手がまだ目途が立っていないような感じ。長引きそうな感じなので」として予想を展開した。
番組スタッフから日本ハムの松本剛外野手、楽天の島内宏明外野手、西武の渡部健人内野手の可能性を問われ、それぞれ回答。最後に自らおすすめの選手として挙げたのが、ロッテの安田尚憲内野手だった。
履正社で高校通算65本塁打の安田は、2017年ドラフト1位でロッテに入団。8年目26歳の左のスラッガーだ。今季はここまで6試合に出場して打率.250、0本塁打、0打点(21日現在)。4月に出場がなかったことで、高橋氏が気になる存在としてリストアップした。
「去年怪我で苦しんで、今年4月は出ていない。ちょっと可能性あるのかな」と昨年、ぎっくり腰で離脱した点も説明。その不安はないとした上で「打率もいいし、長打も打てる。サード、ファーストを守れますし、トレードで獲れたら、とんでもない戦力になる選手」と強調した。
「ロッテも間違いなく出さないと思う」としつつ「(巨人が)急務なのはサードを守れる選手。右左関係なく打ってくれる選手。間違いなくジャイアンツにマッチする。十分活躍できる選手」と力説。最後は「あくまで獲れたらうれしいというのと、名前がヒサノリでいい」と自身と同じ読み方の名前であるとオチをつけていた。