「将来、日本代表に入るな」DeNA逸材が衝撃“.375&1.104” 20歳の躍動に「怪物かよ」

DeNA・松尾汐恩【写真:荒川祐史】
DeNA・松尾汐恩【写真:荒川祐史】

5月の月間打率は.560をマーク

 DeNA・松尾汐恩捕手が1軍の舞台で躍動を続けている。22日、本拠地で行われた中日戦で2安打。守っては石田裕太郎投手を完封勝利に導く好リードを見せた。5月はここまで月間打率.560の驚異の数値を残しており、「凄すぎて怖い」「怪物かよ」とファンの称賛が続いている。

 中日戦は「5番・捕手」でスタメン出場。6回先頭で打席に入ると、バットを折られながらしぶとく左前に運び、この試合初安打。続く第4打席でも左前打を放ち、4打席中3度出塁を果たした。捕手としては先発の石田と息のあったコンビネーションを見せ、相手打線を1安打に抑える完封勝利をお膳立てした。

 攻守ともに結果を残す松尾は、ここまで打率.375、3本塁打、9打点。長打率.625、OPS1.104をマーク。54打席に立ち、三振は僅か3つと巧みなバットコントロールも魅力だ。また、株式会社DELTA(https://1point02.jp/)のデータによると、盗塁阻止率は.417の高数値で、捕手としても優れた数値を残している。

 20歳ながら覚醒の気配を見せる松尾に「ガチでしょ」「おそるべしポテンシャル」「最高かよ」「将来、日本代表に入るな」「古田、城島クラスになるぞマジで」とファンの注目も大きい。1軍でどんな成長曲線を描いていくか期待が高まる。

(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA http://deltagraphs.co.jp/
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』(https://1point02.jp/)も運営する。

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