巨人、主砲離脱でも補強不要? 育成に眠る“大砲候補”…OB絶賛「いきなり打ちそう」

巨人のフリアン・ティマ【写真:小林靖】
巨人のフリアン・ティマ【写真:小林靖】

岡本和真の穴を埋める?内野の右の大砲候補

 巨人やメジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。主砲の岡本和真内野手が長期離脱している巨人で、大砲候補として期待できる逸材の名前を挙げた。

 岡本が長期離脱した巨人は、12日にソフトバンクとの間でリチャード内野手と秋広優人内野手、大江竜聖投手との1対2のトレードを断行。高橋氏は巨人が他にも右の大砲候補をトレードで獲得する可能性に触れつつも、自前の育成選手にも逸材が眠っていると語った。

 その逸材とは、ドミニカ共和国出身のフリアン・ティマ外野手。身長194センチ、体重106キロの体格を誇る20歳で、昨季は2軍で115試合に出場し、リーグ2位の15本塁打を記録。今季もここまで2軍では38試合で5本塁打、18打点を記録しており、主に一塁と三塁を守る。

 高橋氏は「ティマを上げちゃえばいいんじゃないかなと思う」と指摘。「去年見た時、ものすごく体がでかくなっていた」とその成長ぶりに言及。守備に関しても「サードとファーストを守れますしハンドリングがめちゃくちゃいいんですよ」と、土のグラウンドでも対応力が高いことを挙げた。

 一方で、課題は外国人枠。巨人にはトレイ・キャベッジ外野手、エリエ・ヘルナンデス外野手、ライデル・マルティネス投手、フォスター・グリフィン投手、アルベルト・バルドナード投手、カイル・ケラー投手がおり、現状でも枠が足りない状況だ。

 高橋氏も「そこだけが問題」としつつ、怪我や不調で1軍に空きが出れば「可能性は十分あるんじゃないかと思っているんですよ」と期待を寄せた。その上で「鮮烈なデビューして、いきなり打ちそうな気もしないでもない」と若き大砲候補の活躍を予言した。

【実際の動画】巨人育成に眠る“大砲候補” 高橋尚成氏が絶賛する能力とは

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