立浪中日が負け続けたワケ “右腕”が語った苦悩と難しさ…低迷した主砲への思い

中日・立浪和義前監督【写真:加治屋友輝】
中日・立浪和義前監督【写真:加治屋友輝】

ラミレス氏が中日3年連続の理由に迫った

“ミスタードラゴンズ”として期待されながらも、昨季まで3年連続最下位と結果を残せなかった中日の立浪和義前監督。その右腕として昨季まで1軍ヘッドコーチなどを務めた片岡篤史氏が、元DeNA監督アレックス・ラミレス氏のYouTubeチャンネル「ラミちゃんねる」に出演。立浪前監督が結果を残せなかった理由について語った。

 片岡氏はPL学園高で同期だった立浪氏らとともに、1987年に甲子園春夏連覇を達成。立浪氏は高卒で、片岡氏は同志社大を経てプロ入りし、現役時代は別々のチームで一時代を築いた。2022年に立浪氏が中日の監督に就任すると、片岡氏も2軍監督に就任。2024年には1軍ヘッドコーチを務めたが、3年連続最下位と低迷が続いた。

 動画の中でラミレス氏は「Aクラス入りに何が足りなかったと思いますか?」と直撃。片岡氏は「もちろん、僕たち首脳陣の力が足りなかったと思いますし」と語り、得点力不足など接戦での弱さを原因に挙げた。「もうちょっと、というところを何とか僕たちが仕上げなきゃいけなかった」と振り返った。

 さらにラミレス氏は、3年間で主砲だったダヤン・ビシエド内野手の成績が落ちていった点にも言及。ラミレス氏もビシエドに「バットを変えた方がいい」と助言したことがあったといい、片岡氏に「コーチ陣は素晴らしい方がいたと思うが、選手の考えを変えるのは難しいんですか?」と尋ねた。

 これに片岡氏は「もちろんビシエドもプライドがあったと思う」と答えつつも、数字の低迷で4番として起用するのが厳しくなったと説明。「この2年間で、なかなかビシエドの結果が出なかったというところで、中田翔を獲ってきたわけなんですよね」と振り返った。

【実際の映像】立浪ドラゴンズの“黒歴史” 最下位独走…ラミレス氏が語る要因

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