「まだ20歳ってマジ？」　デビュー3試合目で“守護神”…急速落下の魔球が「エグい」

22日に支配下登録されたばかりの日本ハムの孫易磊が初セーブ

■日本ハム 5ー2 ソフトバンク（27日・みずほPayPayドーム）

　日本ハムの孫易磊（スン・イーレイ）投手が27日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦でNPB初セーブを挙げた。22日の支配下発表からまだ1週間弱ながら、わずか10球で3者凡退の快投。ファンは「やばい20歳が出てきたもんだ笑」「チェンジアップがエグい」「精度半端ないわ」など歓喜した。

　5-2の9回から3番手として登板。いきなり対戦したのは、4度の本塁打王＆2度の打点王を誇る山川だった。切れ味抜群の速球を投げ込み、驚いたような顔を見せた主砲を、最後は鋭く曲がるチェンジアップで三ゴロに打ち取った。代打秋広はスプリットで空振り三振、最後は代打嶺井を三ゴロで、わずか10球で試合を締め大きく吠えた。

“台湾の至宝”は、支配下登録を掴んだ22日のソフトバンク戦で2回1安打無失点で初ホールド。25日の楽天戦で1回を完璧に封じると、この日も堂々の投球で走者を出すことすら許さなかった。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが「新たな守護神……!?」として映像を公開。「エグいってイーレイ」「もはや1番安心感ある」「いい真っ直ぐ放るわ」「真っ直ぐ、チェンジアップ、フォーク。どれもいい球筋」「肝が据わりすぎで頼もしい」「まだ20歳ってマジ？」「新庄剛志はどこまで選手の人生変える天才なんや」と絶賛のコメントが相次いだ。