22歳大砲候補は「救世主になれる」　2軍無双の衝撃“10”、待たれる1軍復帰「怪物」

DeNA庄司から場外弾

　逸材の打棒にどよめきが広がっている。日本ハムの有薗直輝内野手が28日、鎌ケ谷スタジアムで行われたDeNA戦でファーム両リーグ最速となる10号を放った。これで2戦連発。「怪物すぎる」「また1軍で見たい」とファンも熱視線を送っている。

「4番・三塁」でスタメン出場した有薗は、2点を追う5回2死走者なしから、庄司陽斗投手のスライダーを完璧に捉えた。場外に放り込む左越えソロ。衝撃の一発に場内はどよめきが起きた。

　今季は開幕から好調を維持し、一時はイースタン・リーグの3冠王に君臨した。一方で、1軍では3試合にスタメン出場も10打席無安打。6日に再調整で出場選手登録を抹消となったが、気落ちすることなくファームで快音を響かせてる。

　千葉学芸高から2021年ドラフト2位で日本ハムに入団。1年目から1軍の試合に出場したが、これまで1軍で安打は無安打。昨季は1軍出場がなく、2軍で104試合に出場して打率.231、9本塁打、40打点を記録した。それでも、確かな成長がうかがえる次代のスラッガーに「ロマンあるやろ」「有薗エグイ」「救世主になれる」「2軍でやることない」などとファンの期待値も高い。再び1軍に昇格し、自慢のバットを発揮できるだろうか。

（Full-Count編集部）