巨人ドラ1が見せた“大器の片鱗”「怪物になってくれ」 G党騒然の潜在能力「坂本勇人になれる」

2軍初スタメンで2安打
期待の高卒ドラフト1位が、早くも存在感を示した。巨人の石塚裕惺内野手が28日のイースタン・リーグのロッテ戦に「1番・遊撃」で初めて先発出場。いきなりマルチ安打を記録し、潜在能力の高さを印象付けた。
怪我のため2軍戦のデビューは今月20日と遅れたが、初スタメンで大物ぶりを発揮した。初回の第1打席では追い込まれてから変化球にバットを折られながらも中前に運び、これが記念すべき2軍でのプロ初安打に。さらに2回の第2打席でも直球を右前に運んだ。初スタメンは3打数2安打と上々の内容だった。
石塚は花咲徳栄高時代に高校通算26本塁打をマーク。西武と巨人から外れ1位指名を受け、競合の末に巨人が交渉権を獲得した。巨人は坂本勇人内野手が三塁に転向した後、まだ絶対的な遊撃手のレギュラーはいないだけに、将来のチームを担う期待は大きい。
ベールを脱いだドラフト1位にSNSでは「俺たちの希望」「ガタイ良すぎ」「身体つきが高卒ルーキーじゃない」「バット折れてるのに内野と外野の間まで持っていくか」「ゆっくり怪物になってくれ」「怪我の前より、明らかにパワーアップしてる。身体も大きくなったし。楽しみ」「しっかり振ってるから、バットを折られてもヒットコースに飛ぶ」「坂本勇人になれる逸材」「坂本勇人に引導を渡すのは石塚かも」など期待の声が寄せられた。