“免疫無し”の「パ」へ…広島の忍者が見せた達人芸 ファン騒然の動作「おかしいだろ」

交流戦で紙一重の好プレー
■広島 6ー2 ロッテ(11日・ZOZOマリン)
交流戦で両リーグ最高峰の守備と足が激突した。広島の矢野雅哉内野手が11日、敵地ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテとの交流戦に「9番・遊撃」で出場。8回に俊足の高部瑛斗外野手を好守で封じ、球場を沸かせた。
同点の8回、先頭の高部が高いバウンドの打球を放つと、俊足を飛ばして一塁へ。ダッシュで打球を追った矢野は二塁ベースを越えた一塁側の位置で捕球すると、そのままジャンピングスロー。勢い余ってグラウンドを転がるも、間一髪でアウト。2022年盗塁王に輝いた高部との勝負を制した。
このスーパープレーにSNSでは「超ビッグプレー」「これはシンプルにエグい」「送球終えた後、セカンドの守備位置よりファースト側にショートがいるっておかしいだろ」「普通にセカンドの打球なんだけど、これ菊池が取ったら体勢的に矢野より送球遅くなってたぶん間に合わないからな…」「まじでなんで菊池の後継者が矢野なんだよ……」「矢野が矢野したやつ」などの称賛コメントが書き込まれた。
昨季に遊撃手のレギュラーをつかみ、異次元の守備範囲でゴールデングラブ賞を獲得した26歳。今季も守備で数々のビッグプレーを連発し、ファンを大いに盛り上げている。