パに“バレた”DeNAの逸材右腕 育成出身24歳が操る脅威の魔球…ファン興奮「エグい」

DeNAの宮城は12日のオリックス戦で1回を投げ3者三振
■オリックス 4ー2 DeNA(12日・京セラドーム)
DeNAの逸材がパ・リーグのファンに“見つかった”。宮城滝太(だいた)投手が12日に京セラドームで行われたオリックス戦に3番手で登板し、1イニングを3者三振で切り抜けた。圧倒的な投球を披露した右腕に「興味津々です」とパ・リーグファンもさっそくチェックを入れる好投となった。
2点ビハインドの8回から登板した宮城は先頭の大城滉二内野手、続く廣岡大志内野手を追い込んでからともにフォークボールで空振り三振。最後は野口智哉内野手を148キロの直球で空振り三振に斬った。
この日は最速で150キロをマーク。鋭く落ちるフォークボールも光ったが、120キロ前後の大きく縦に割れるカーブもインパクトは抜群だった。
沖縄県出身で滋賀学園高から2018年ドラフトで育成1位で入団した。2022年7月に支配下登録となった24歳は昨年は1試合の登板で2回3失点、防御率13.50と散々な結果だったが、今季はここまで18試合に登板。20回1/3を投げて3失点(自責2点)の防御率0.89と急成長している。
「パーソル パ・リーグTV」が「実況解説も絶賛する“変化球の質”……圧巻の3者連続三振!」として宮城の映像を公式YouTubeで紹介。ファンも「どうぞご贔屓に」「魔球のカーブたまらん」「変化球のキレと精度がエグい」「ぜんぜん知らんかった」「本格的って感じ」「見つかってしまった」といった反応が寄せられていた。